介護職の手荒れ対策は2つだけ!これで私はステロイドから解放されました

こんにちは、くろみつです。

介護職11年、介護福祉士、居宅介護支援専門員(ケアマネ)を所持しており、複数の介護施設を担当する管理者をさせていただいております。

悩む介護職
介助に入るたびに手洗いしていると、冬じゃなくても手荒れがひどいです。アルコール消毒するたびに染みて痛いです。介護職にオススメな手荒れ対策ってありますか?

今回は上記について考えたいと思います。

手荒れって辛いですよね。

私もアトピー持ち&乾燥肌なので、常に手荒れしていました。

アルコール消毒をしょっちゅうするのですが、そのたびに「痛ぇ!」って心の中で叫んでました。

ヒルドイドソフトやニベアなどの軟膏系を使うとベタベタして仕事に支障が出ますし…。

お悩みの解決策は「手が荒れるメカニズムを知り、短時間保湿と長時間保湿を使い分けることが重要!」です。

この記事に書いてあることを実践すると

①手荒れが改善されます

②ステロイドに頼らなくても手荒れしなくなります

なぜなら、アトピー&乾燥肌で常に手荒れしていた私が、記事に書いてあることを実践することで、手荒れが改善されたからです。

自分の担当施設の介護職にもオススメしたところ、改善が見られました。

手荒れに悩む介護職は多い

手荒れに悩む介護職はたくさんいます。

手荒れが辛くて退職を考えてしまう介護職がいるくらいです。

介護職の手が荒れる理由

・手洗いの回数が多い

介護職は感染症予防のため、介助が終わるたびに手洗いします。

水道水で手を洗うのですが、同時に手指洗剤やアルコール消毒液も使用するため、手へのダメージが蓄積しやすいです。

手指洗剤が合わない場合は特にダメージが高いです。

夜勤は勤務時間も長いため、本来なら就寝時のスキンケアで回復できる時でも、仕事があるため手は荒れ続けます。

・入浴介助で長時間お湯に触れる

手をコーティングしている皮脂は、水よりお湯の方が洗い流す力が強いです。

入浴介助は長時間お湯に触れているため、手の皮脂はどんどん流されて乾燥していきます。

・手袋を頻回に使用する

オムツ交換など、感染リスクがある介助は基本的に手袋を装着します。

手袋は通気性がなく、手袋内は蒸れた状態になるため手に良くありません。

また、種類によってはラテックス(天然ゴム)アレルギーが出ることもあります。

・ストレスの影響

介護職はストレスが溜まりやすく、夜勤などでホルモンバランスも崩れがち。

ストレスによって皮膚の回復力が落ちたり、皮膚トラブルが発症することもあります。

介護職向けのストレス対策はこちら

手洗いするとなぜ手が荒れる?

皮膚は上から表皮→真皮→皮下組織の順で構成されており、表皮の角質層が潤いを保つ役目を果たしています。

皮膚は40~50日で新しくなる、ターンオーバーというサイクルを繰り返します。

皮膚は皮脂腺から分泌される、皮脂でコーティングされており、角質層から水分が蒸発することを防いでいます。

手洗いすると皮脂が洗い流されることで、角質層の潤いが失われていきます。

乾燥が進行すると、ひび割れ→あかぎれと悪化していきます。

これが手荒れのメカニズムです。

介護職にオススメな手荒れ対策

手の皮脂が洗い流されると、乾燥して手荒れすると書きました。

そこで、手荒れを防ぐポイントは下記3点となります。

手荒れを防ぐポイント
・手の皮脂をできるだけ保つ

・失われた皮脂を補う

・失われた水分を補充する

介護職は業務上、手洗いの回数を減らすことは難しく、「手の皮脂をできるだけ保つ」以外を頑張った方が良い結果となりそうです。

「失われた皮脂を補う」と「失われた水分を補充する」に関しては、就寝時のスキンケアやこまめに保湿剤を塗ることで補えそうです。

すでにひび割れやあかぎれ、手湿疹のような症状が出ている介護職の場合、

①皮膚科を受診する

②長時間保湿と短時間保湿を使い分ける

この2点をやっていきましょう。

皮膚科を受診する

常態的に手荒れに困っている介護職は、皮膚科を受診してステロイド外用薬などを処方してもらいましょう。

ステロイド外用薬は炎症を抑える作用が強いため、初期の治療に短期間用いるという方法が効果的です。

しかし、ステロイド外用薬を長期間使用すると、皮膚が薄くなる等のリスクもあるため、皮膚科の医師の指示通りにきちんと使用することが重要です。

ステロイドを甘く見ていた私は、皮膚状態が悪くなったら寝る前にステロイドを塗ればいいという対策を長年続けていました。

その結果、皮膚が薄くなり、ちょっとした刺激でかゆみが出たり、炎症が出るようになってしまいました。

ステロイドを使用する頻度も増えるため、悪循環から抜け出すのに時間がかかりました。

繰り返しますが、ステロイド外用薬の効果や副作用は絶大です。

絶対に医師の指示に従ってきちんと使用しましょう。

長時間保湿と短時間保湿を使い分ける

手荒れに悩んで最初に思いつくのが、手洗い後にハンドクリームを塗ることです。

しかし、ハンドクリームを塗った手はベタベタしてしまい、手袋の装着が大変など不快なことも多いです。

その不快さが原因で、仕事中のこまめな保湿をしなくなります。

私がオススメするのは、長時間保湿で手荒れを改善し、短時間保湿で皮膚へのダメージを抑えるという作戦です。

「長時間保湿」とは

寝る前や起床時、休憩など、長時間手を洗わない場合に外用薬と保湿剤を塗ることです。

長時間保湿効果が継続されるため、手荒れの改善効果が高いのが特徴です。

「短時間保湿」とは

手洗いの後など、こまめに保湿剤を塗ることです。

手洗いで失った皮脂や水分を補う効果があるため、皮膚へのダメージをかなり抑えられるという特徴があります。

ハンドクリームや処方されるヒルドイド軟膏はベタつきがあるため、介助が続く場合はオススメできません。

私がやっているのは、化粧水を小型スプレーボトルに入れて持ち歩くことです。

水のようなサラサラタイプではなく、肌ラボの極潤のようにトロミタイプがよかったです。

相性もありますが、化粧水ならすぐにサラっとしますので、手袋の装着にも支障は出ません。

こまめに保湿すればするほど効果的ですので、習慣化したいところです。

外用薬を忘れずに塗る工夫

せっかく皮膚科を受診して、外用薬や保湿剤を処方してもらっても、塗るのを忘れて寝てしまったという経験は多いのではないでしょうか。

私も痛みがある時はステロイド外用薬を塗るのは忘れませんでしたが、少しでも改善されると、途端に塗り忘れて寝ることが増えてしまっていました。

「悪化したらステロイド塗ったら良くなるし、まぁいいや~。」という甘い考えだったのがまずかったです。

直後の皮膚科受診で「ステロイドをやめたかったら、どれだけこまめに保湿できるかにかかってるんですよ!」と怒られました…。

そこで、私が実践している外用薬や保湿剤を忘れずに塗る工夫をご紹介します。

確実に保湿するための対策
・寝室の枕元に塗り薬セットを置くようにした

・スマホのリマインダー機能で23時と出勤前に「塗り薬!」と表示されるよう設定した

この2点を準備することで、忘れることなく寝る前のスキンケアができるようになりました。

塗り忘れた場合は、服薬事故と同じ考えで対策を立てると良いですよ。

綿手袋との併用は注意

手荒れに困っている主婦の方が洗い物をする際など、

保湿→綿手袋を装着→ゴム手袋を装着

という対策がオススメされています。

確かに直接ゴム手袋をすることに比べて、保湿効果が高くて良いと思います。

しかし、介護職が同じことをしてしまうと、綿の手袋に感染源が付着してしまった場合、他の利用者様に感染させてしまうリスクがあります。

そのため、介護の現場に限ってはオススメできません。

自宅や寝る前の使用にとどめておきましょう。

管理者に相談する

手荒れは痛みや痒みだけでなく、感染症のリスクもあります。

アレルギーや乾燥肌など、手荒れ対策を頑張っても改善しきれない介護職もいます。

「手荒れくらいで大袈裟な…。」と思わずに、管理者に相談しましょう。

・勤務時間の一部を書類作成などに変更してもらう

・連続する排泄介助や入浴介助から、食事介助や掃除洗濯などに変更してもらう

など配慮してもらえるかもしれません。

もちろん、他の介護職に業務を変わってもらうことになるので、それ以上に頑張る姿勢を見せることが重要です。

・腰痛で悩んでいる介護職

・手荒れに悩んでいる介護職

・パソコン作業が苦手な介護職

・女性の入浴に入れない男性介護職

いろんな介護職がいますので、助け合える雰囲気を作るのも管理者の役割です。

管理者に相談しても理解してもらえない場合は、異動や転職を検討してください。

美容師さんも手荒れが辛くて1000円カットに転職した、なんて話も聞きますので、あなたも無理は禁物ではないでしょうか。

まとめ

お悩みの解決策は「手が荒れるメカニズムを知り、短時間保湿と長時間保湿を使い分けることが重要。」です。

介護職は手洗いの回数が多いため、手が荒れやすいです。

ひび割れやあかぎれ、手湿疹などの症状が出ている場合は、皮膚科に受診してステロイド外用薬などを処方してもらいましょう。

寝る前のスキンケア+手洗い後の保湿

どれだけこまめに保湿できるかが手荒れ対策の鍵です。

いろいろ試しましたが、肌ラボの極潤という化粧水が私には合っていました。

「手荒れに悩んでいる」と知ることで、配慮もできるかもしれませんので管理者に相談しましょう。

あなたの手荒れが改善することを願っています。

以上、「介護職の手荒れ対策は2つだけ!これで私はステロイドから解放されました」でした。

本日も介護クエストをお読み頂きありがとうございます!

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