介護職がケアマネになるメリット&デメリットを経験者が解説します

くろみつ
こんにちは、くろみつです。
知りたい介護職
ケアマネの受験資格を満たしたのですが、夜勤がないから給料もあまり変わらないので、ケアマネ試験を受けるか迷っています。メリットやデメリットを教えてもらえませんか。
くろみつ
私も同じことで悩んでいました。

実際にケアマネになってみて感じたメリットやデメリットをご紹介しますね。

結論
・介護職とケアマネ両方の視点で考えられるようになる

・介護職ができなくなった時の保険になる

・体が楽になる

など給料以外のメリットも大きいので、私はケアマネを経験すべきと考えています。

記事を読むメリット
・施設ケアマネと居宅ケアマネの違い

・ケアマネのメリットとデメリット

がわかります。

ケアマネになっても、介護職に戻ることは簡単にできます。

今後も介護業界で働くなら、絶対に良い経験になるのでチャレンジしてみましょう。

私はケアマネになって本当に良かったと感じています。

施設ケアマネと居宅ケアマネの違い

ケアマネになるまでは、施設ケアマネと居宅ケアマネがあることすら知りませんでした…。

たまに介助に入ったりして現場に近い方が良い→施設ケアマネ

ケアマネとしていろんな経験がしたい→居宅ケアマネ

こんなイメージで選んでいただくのが良いかと思います。

施設ケアマネの特徴

介護施設内の利用者様のケアプランのみを作成します。

施設ケアマネの特徴
・移動時間がかからない

・状態の変化に気付きやすい

・スケジュール管理がしやすい

・施設内で連携しやすい

・介助に入ることもある

・利用できるサービスが少ない

・担当件数が多い(100件近いケースもあり…)

介護施設内に事務所があるので、何かあったらすぐ見に行けますし、良い悪いは別にして介助に入る機会もあります。

現場が好きな介護職には施設ケアマネが合っていると感じます。

居宅ケアマネの特徴

居宅事業所に勤務しており、一般在宅の利用者様のケアプランを担当します。

居宅ケアマネの特徴
・利用できるサービスが多い

・様々なサービスと関わるので経験豊富になる

・地域連携会議や勉強会で交流できる

・担当件数が少ない(35件くらい)

・介助に入らなくなる

・移動に時間がかかる

・状態の変化に気付きにくい

・多職種連携が難しい

自社だけでなく、他社サービスとの連携が求められるためコミュニケーション能力が高い介護職に向いています。

介護施設では利用できないサービスも使えるので、ケアマネとしていろんな経験ができます。

※バイクや車の運転免許がないと正直きびしいです。

介護職がケアマネになるメリット

くろみつ
大変なケアマネ試験に合格してまでなるんだから、

ケアマネのメリットは大きいんだよね…?

ケアマネの筆記試験やその後の研修は苦労の連続です。

頑張ってケアマネになったからには、それなりのメリットがないとやってられないですよね。

メリットに魅力を感じないなら無理にケアマネ試験を受ける必要性はありません。

ケアプランを自分で作成できる

私がケアマネをやりたいと思ったのは、ケアプランを自分で作成できるからです。

介護職の時にケアプランが合っていないんじゃないか?と思うことは何度もありました。

ケアマネに情報提供しても思ったように対応してもらえず、もどかしい気持ちになったものです。

相談受付~サービス開始まで、全て自分で対応できることに感動したのを今でも覚えています。

ケアマネは大変ですがやりがいもありますよ。

理解が深まる

介護職はケアプランをしっかり見る時間がなかなか取れません。

ケアプランについての理解が乏しい介護職もたくさんいます。

優秀な介護職になるためには、ケアプランの理解も必須です。

ケアマネになると理解しないと仕事にならないため、ケアプランや介護保険制度の理解が自然に深まります。

ケアマネになると理解できること
・サービス開始までの流れ

・契約のやり方

・アセスメントのやり方

・ケアプランの作り方

・サービス担当者会議のやり方

・モニタリングのやり方

・介護保険制度など専門知識

・給付管理

・家族様や多職種との連携

・スケジュール調整

介護職の視点だけだと、「???」と思うようなことも、

ケアマネの視点があれば理解できるようになります。

日勤だけの仕事は身体が楽

くろみつ
日勤だけってこんなに楽だったんだ…!

ケアマネになると基本給が上がったり、手当がつきます。

しかし夜勤がなくなるので、そんなに給料は増えません。

かなりの回数夜勤に入っていた場合は給料が下がる可能性もあります。

それでも、介護職には一度日勤だけの楽さを知ってもらいたいです。

夜勤が当たり前になっていればいるほど、日勤だけの楽さが身に染みます。

・毎日同じ時間に寝ることができる

・1日8時間で仕事が終わる

当たり前のことですが、どれほど大切かわかります。

急な休みがあれば今でも夜勤に入りますが、こんなしんどかったっけ?と感じます。

現場が辛くなった時の保険になる

介護職として現場を続けたいと思っていても、

・体力的に夜勤がしんどい

・腰痛など身体の痛みで介助できない

など現実的に続けられなくなることもあります。

別の業界に転職するのは大変ですし、未経験だとなかなか雇ってもらえません。

しかし、ケアマネの資格があれば、デスクワーク中心ですし、今までの経験を生かして介護業界で働き続けることができます。

安心して働けることは非常に大きなメリットですので、保険だと思って試験受けてみませんか。

他社のケアマネとの繋がりができる

介護職は他社との交流が少ないです。

しかし、居宅ケアマネであれば地域連携会議や勉強会などに参加できるので、他社のケアマネとの繋がりを作ることができます。

・他社の考え方を知ることができる

・わからないことがあったら相談できる

・繋がりを活かして転職できる可能性がある

など様々なメリットがあります。

介護職がケアマネになるデメリット

くろみつ
ケアマネになって良かったけど、

試験勉強とか更新はほんときつい…。

皆さんのイメージ通りですが、ケアマネは介護福祉士に比べても試験勉強が大変です。

試験勉強が大変

ケアマネ試験は毎年10月頃に実施され、合格率10~20%程度と言われています。

施設から受けろと言われて来ている記念受験も多いため、実際は30%くらいです。

合格に必要な勉強時間はおおむね150~200時間程度と言われています。

介護福祉士の1.5倍くらい必要なのはきつい。

介護支援専門員実務研修が大変

ケアマネ試験に合格しても、その後に介護支援専門員実務研修を受講する必要があります。

合計87時間の研修で、研修15日+実習3日という内容です。

休日がかなり潰れるので、ケアマネ試験に合格しても、まだまだ苦労します…。

更新研修も大変

ケアマネは有効期間が5年と設定されており、5年毎に更新が必要です。

初めての更新では、課程Ⅰ(56時間)、課程Ⅱ(33時間)の計89時間も受講することとなります。

16日も休みが潰れるのは相当きついです。

勤務扱いで出席させてくれる良い施設もありますが、ケアマネの場合は仕事量は減らないため、スケジュール管理が重要です。

2回目以降の更新であれば、課程Ⅱ(33時間)のみでよくなるので、少しマシになります。

理想と現実のギャップに苦しむ

ケアマネになった当初は、利用者様のためにあれこれ良いことをしたくなります。

しかし、現実は書類業務や連絡調整に時間を取られて思ったようにできません。

「本当はもっと良いことしたいのに…。」

自分を責める性格のケアマネの場合、結構しんどくなります。

無駄を省いて効率化し、限られた時間内で最善を尽くす努力が求められます。

介護技術が低下する

施設ケアマネであれば、介助に入ることもあるため問題ないかもしれません。

しかし、居宅ケアマネになると、介助することがなくなるため、介護技術は低下していきます。

管理者になってから久しぶりに夜勤に入ると、こんなに下手くそだったっけ…と何度も落ち込みました。

ただ、基礎はできているので、介護職としてしばらく働けば復活します。

今の職場でケアマネになれない介護職は転職しよう

くろみつ
え?ケアマネの席ないんですか!?

今の職場でケアマネの席が空いていない場合は転職しましょう。

しかし、今の職場を気に入っていて席が空くのを待ちたいなら、管理者にケアマネになりたいと根気よくアピールするしかありません。

ケアマネが転職時に確認する項目

介護職以上にケアマネは慎重に転職先を選びましょう。

ろくに指導もしてもらえず、不備だらけのケアプランを担当割り振りされるような悪質な事業所もあります。

ケアマネが転職時に確認する項目
・指導に力を入れているか

・担当件数は適正か(居宅30件、施設50件程度だと嬉しい)

・ケアプランなど書類の遅れはないか

・施設の場合は人員が足りているか

あとは基本給や手当などの条件を確認すれば大丈夫です。

ケアマネの仕事を嫌いにならないためにも、しっかりと確認しておきましょう。

まとめ

ケアマネのメリット&デメリット
【メリット】

・ケアプランを自分で作成できる

・ケアプランや介護保険制度の理解が深まる

・夜勤がなくなるので身体が楽になる

・現場が辛くなった時の保険になる

・他者のケアマネと交流できる

 

【デメリット】

・試験勉強が大変

・介護支援専門員実務研修が大変

・更新研修も大変

・理想と現実のギャップに苦しむ

・介護技術が低下する

この記事を読んでもメリットよりデメリットの方が大きいと感じたかもしれません。

それでも私はケアマネを一度は経験した方がいいと強くオススメします。

くろみつ
本日も介護クエストをお読み頂きありがとうございました

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